投資について

投資との出会い

人生初めてのキャピタルゲイン

こんにちは、ノマド投資家のアレックスです!

今でこそ日々の生活費の一部を配当金でまかなって生活している私ですが、投資を始めた時は誰もがそうであるように、完全にまったくの初心者でした。

ちなみに私が初めて行った投資は、株式ではなく外貨でした。誰かに教えを乞うたり、書店へ行って初心者用の書籍を購入したりすることなく、自分で思いつき唐突に行動しました。(この辺りに性格が表れています。)

思い返せば15年以上前、時はリーマンショックで1ドル80円台という超円高の頃。自分のネット銀行の円預金残高を見ていて

「1ドルが80円台になることなんて、そうないのでは。だったら今ドルを購入したら、1ドルが100円くらいになった時に、もうかる・・・?」

と思い、震える手で50万円くらいを米ドルにしたことが始まりです。その後為替は1ドル100円をつけ、私はドルを円に戻し、為替差益を得ることができました。

「な、なんかよく分からないが、何もない所からお金を生み出してしまった・・・!!」

と、それまでの人生で感じたことのない、謎の高揚感を感じたことを覚えています。私の人生初のキャピタルゲインです。

ちなみに現在の私は当然

「せっかくのリーマンショックだったのにもったいない!!そこまで思いついたのであれば、ドルではなくS&P500のインデックスを買ってくれえええええ!!!!」

と思っていますが、当時の私は「株式=競馬に近いギャンブル的なもの」というイメージを何故か持っており、しかも時はリーマンショックただ中で、街を行く大人たちも一様に暗い顔をしていたので、これを機会に株式投資などしてみようという気持ちになれなかったのです。

(また私は何たって株の知識を一切持っていなかったので、当時株式投資を行ったとしても、S&P500という発想にたどり着けなかっただろうと思っています。なので仕方がないかと諦観しています。負け惜しみなんかでは・・・ないですよ・・・)

安く買って高く売る

それ以降少しずつ投資に興味を持ち始め、色々な金融商品を買ったり売ったりしましたが、初めての投資であるドル円が教えてくれた教訓は、私の中で今でも深く根付いています。

それは投資の必勝法は、究極的に言えば

「安く買って高く売る」

ことで、もっと言えば

「チャートを見ていて『なんか今すごく安いな』と思ったものを買っておき、ぼーっと待ち、『あれなんか今価格めっちゃ上がってないか?』と気づいた時に、きちんと売って利確する(もしくはガチホする)」

ことなのではないかと思っています。

なのでS&P500インデックスのような優良な投資商品を日々積み立てることも大切ですが、一方で安いものに興味を持つことも大切だと思っています。私はなるべく色々なものの価格を日々チェックし(株式に限らず外貨や債権やREIT、コモディティ等)今何が安くなっているのかを学ぶようにしています。

個人的意見ですが
「続伸」「暴騰」
などよりは
「続落」「安値が止まらない」
のような見出し記事がついたり
「〇〇って最近全然話題にならないな。どうなったんだろ」
と感じさせるものって結構好きです。(例えば去年のJ-REITや三菱商事のように。)

ではでは!

ノマド投資家。米国のビジネススクールで経営学を学んだ後、日本と海外を行ったり来たりしながら生活している。下町育ちで義理人情に厚く、米国の毎月分配型投資信託にはめっぽう目がない。滞在国数はのべ65か国で、辺境や秘境をこよなく愛す。ブログの画像はグリーンランドのイルリサット。

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